コンクリート壁や床などを直線で切断するために用いるウォールソー。
精度が高いうえに安全で、振動や騒音が少ないのが特徴です。

湿式ウォールソー工法

切断面にレールを固定し、その上を移動する特殊切断機でコンクリート構造物の床や壁など平面、斜面の切断を行いますので、正確に短時間で作業が行われます。

切断時に冷却水を常時注水し、ダイヤモンドブレードの焼き付け防止・切削ノイズ・粉塵の発生を抑制する効果にて、低騒音・低振動で切断できる工法です。

ウォールソーは水平・垂直の直線切断が可能で、正確(ツラ切も可能)な切断を有する時に使用します。擁壁の撤去や窓の新設による開口・耐震工事用のスリット工事などに適します。

乾式ウォールソー工法

壁・床・柱を切断できる工法です。コンクリート部材の切断面に沿って走行レールを設置し、そのレールにウォールソーマシンを嵌め込み、乾式用ダイヤモンドブレードを高速回転させて切断。切削粉は、ブレードカバーに集塵機のホースを接続し、「内部集塵」で回収するため、外部飛散を防ぐことができます。